ラ・コビルナ

艶やかに、自分らしく。女性のための映像メーカー「ラ・コビルナ」です。

私の出産。【後編】

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所長です。

陣痛促進剤で始まった1分間隔の陣痛に耐えられず「無痛分娩」をすることになった私。
背中に「無痛分娩」用の麻酔を注射すると、今までの激痛がウソのように痛みが無くなりました!
そして一気に出産体制に!!

しかし・・・

麻酔をしたことでいきむタイミングが分からなくなってしまった私。
どれだけいきんでもなかなか赤ちゃんが下がってきません。

そこで先生が取り出したのは「吸引機」!
赤ちゃんの頭に貼り付け引っ張るというのです!!!
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ところが、膣の中に吸引機を入れグイグイ引っ張っても体ごと持ってかれるだけで全然出てきません。

そんなこんなしていると、赤ちゃんの心拍が聞こえなくなるという事態に!
どうやら赤ちゃんが酸欠状態になり心拍が下がってしまったというのです!!
慌てて酸素マスクを付けられゆっくり深呼吸をしていると、かすかに赤ちゃんの心音が聞こえるようになりました。
不思議ですね。母体が酸素を吸うとちゃんと赤ちゃんまで届いているのが実感できました。

しかし先生は、

「赤ちゃんの心拍が下がっています。このままだと危険なので帝王切開させてください。時間がありません。」

まさかの言葉に声を失いました。

「ご家族の承諾が必要なので、旦那様と連絡が取れますか?」

と言われ、旦那に電話するも出ず。(つくづく役に立たないヤツだな!!)
仕方なく父親に電話をし、電話で「承諾」を得た様子。
すると周りは慌しく帝王切開の準備が始まりました。
あれよあれよという間に手術室へ移動させられ、手術着に着替えると、今にもお腹を切ろうとしている先生!

「え?え?もう?」

そして、背後から看護師さんが麻酔を注入したと同時に、お腹を切り始めたのです!!

「ギャー!!ィイイッターーーーーイ!!!!!!!」

そう。
麻酔が効く前にお腹を切られたわけです。
でもそれぐらい緊急だったのしょう。
経験したことのない痛みで病院中に響き渡る悲鳴を上げ暴れる私を、数人の看護師さんが押さえ込みます。

私のあまりの痛がりように、先生は看護師さんに麻酔の量を増やすよう指示しました。
ところが、私の声がうるさくて聞き逃したのか、麻酔を追加した様子はありません。
当然痛みは変わらず、引き続き暴れる私。
しかも、

私)「先生!!痛いってば!!」

先)「ガマンして!赤ちゃんの命の方が大事でしょ!!」

と諭される始末。

気が遠くなるほどの痛みでしばらく暴れていると、さすがにおかしいと思ったのか、

先)「麻酔足した?」

看)「え?」

先)「足してって言ったでしょ!!」

看)「すみません!」

私「ほらやっぱり!!」

こうして麻酔が追加され、ほどなくして痛みは和らぎボーっとしてきました。
痛みはなくなったけど、お腹の中に手を入れられてグリグリされたり、お腹の中の何かを引っ張られて体が浮いたりしている感覚ははっきりとあります。先生たちの声も聞こえます。

看「寝ちゃっていいからね」

とは言われたものの、先生たちの会話を聞いていると、どうやら苦戦しているようで、このままどうなってしまうのか怖くて眠れません。

そのままどれくらい経ったか分かりませんが、突然・・・

「フギャー!!」

先「はーい。出たよ~。」

目を開けると、目の前には真っ赤な赤ちゃんと、後ろには血まみれの先生たち。

私「あーよかったぁ~。ってか先生血だらけ・・・」

とつぶやいたまま私は意識を失いました。

翌日。
改めて赤ちゃんと対面し、そこで初めて喜びを噛み締める事が出来たのでした。

いかがでしたか?
この話しをすると、「医療ミスでは?」と言う人もいますが、どなんでしょうか?
こんなに痛い思いをした上に、退院時に払った出産費用は109万円!!
通常は何もトラブルが無ければ60万円ほどの病院なので、50万円余計にかかってしまいました。
まぁ命には代えられませんからね・・・

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おわり。

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